鍼で眼球乾燥症を治療
 韓医学研と大田大が、共同臨床研究で効果を証明

目がごろごろする、異物感を感じるなど特に乾燥した冬や春になると患者が急増する眼球乾燥症(ドライアイ)。1年に約150万人が苦しんでいるこの眼球乾燥症を韓医学の代表的な治療技術の一つである鍼で治療できるという事実が臨床研究を通じて確認された。
大徳所在の韓医学研究院(院長、キム・ギオク)は同研究院のチェ・ソンミ博士チームと大田大学校屯山韓方病院のキム・ヨンイル教授チームが眼球乾燥症患者32名を対象に鍼治療臨床試験を行なった結果、眼球乾燥症に対する顕著な改善効果を示したと2月15日に発表した。
研究チームは眼科で眼球乾燥症との診断を受けた患者に4週間にわたり12回の鍼治療を実施、涙量の測定検査と眼球表面の疾患指数、自覚症状点数で好転した結果が確認されたとしている。
涙量を測定した結果、鍼治療の前には5.28±1.97oだったものが鍼治療の後には7.44±3.37oまで増加した。今回の研究では眼球乾燥症に効果があるとされる10ヶ所の経穴(ツボ)を利用して治療を行なった。
チェ・ソンミ博士は「今後、鍼治療の拡大のために更に多くの眼球乾燥症患者を対象にして全国レベルで多機関共同臨床試験を進め、根拠を確保したい」と話している。
今回の研究結果は世界的な代替医学分野のSCIジャーナルである『The Journal of Alternative Complementary Medicine』に掲載される予定。
itom@hellodd.com
[2010-02-16]
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