放送関連装置でデジタル放送時代をリード、MaxWave社
 [企業探訪] 超広帯域放送受信能動型アンテナモジュールを開発中

 | 1998年に設立されデジタルTV送受信に必要な核心装置であるデジタル中継器を生産するMaxWave社(代表アン・ドンシク)はケーブル放送局の必須装置であるデジタルプロセッサ、団地の共聴装置、平面アンテナなどへと事業領域を広げつつある。最近では特に携帯電話やナビゲーション、MP3プレイヤー、PDA、PMP、ノートパソコンなどに必要な地上波DMB用のアンテナ分野に生産力を集中している。この分野における韓国国内の市場占有率は第1位。
MaxWave社が地上波デジタルTV中継器の開発に着手したのは2000年。2年後に商用化に成功した同社は2003年まで地上波放送局に中継器を供給、跳躍の足場を作った。しかしデジタル放送方式に対する再検証要求でデジタルTV中継器の導入が5年後に延期された。一瞬にして市場がなくなり、脱出口を求めるためにアン代表は韓国で初めてケーブル放送局DTV用供給装置の生産を開始した。
MaxWave社のデジタル地上波TV放送信号処理器は地上波デジタル放送用の中継器技術を応用、小出力有線用に適するよう製作されている。この製品は2006年に情報通信省が実施した信号処理器性能試験を唯一パスするなど同社の優れた技術力が証明された。以後、MaxWave社は2004年に韓国各地のCATV有線放送局に地上波デジタルTV信号処理器を供給している。またPCSとGSMを兼ねることのできる地上波DMB(携帯電話用)アンテナを発売するなど研究開発に余念がない。2008年には売上額92億ウォンを達成し、今年は売上額100億ウォン突破を目標にしている。
昨年DMBアンテナだけで150億ウォンの売り上げを記録したMaxWave社は超広帯域放送受信能動型アンテナモジュールの開発に着手した。放送用アンテナは韓国はTDMB形式、ヨーロッパはDVB-H、中国はCMMB、日本はISDB-Tというように国ごとに方式が異なる。アン代表は全ての国で共通に使用できるアンテナの開発の必要性を感じこの事業に取り組むことを決めた。しかし問題は山積している。ユーザーのニーズに応えるのも容易ではない。
アン代表はこのモジュールの開発について「携帯電話、PMP、NAVIなど多様な小型携帯端末器に使用できる放送受信用小型アンテナの単一化と小型化で製品の価値を高めたい。単一アンテナでFM、DMB、DTVの放送受信やGPSなど複数のアンテナ機能を消化できるため費用も節約できるはず」と話している。
能動型アンテナモジュールの市場は今後高成長を遂げることが予想される。アン代表は「韓国国内の市場をリードできる優れた製品を開発、信頼を勝ち取りたい。これまでに蓄積した源泉技術をもとに先端製品を今後も持続的に開発してデジタル放送時代をリードしたい」と抱負を述べた。
 | ▲ これまでにMaxWave社が開発した各種アンテナ ?2010 HelloDD.com |
itom@hellodd.com
[2010-03-02]
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