ETRI、ロボット用オープンプラットフォームを開発
 企業間の重複投資防止、多様な応用サービス期待

大徳所在のETRI(韓国電子通信研究院、院長 チェ・ムンギ)は12月11日、複雑で多様なロボット用ソフトウェアを標準化して初心者でも簡単にロボット用ソフトウェアを製作し多様な知能型ロボットサービスを構築、運用できるようにするロボット用ソフトウェアコンポーネントおよびコンテンツ実行エンジン「uROSE(universal RObot Software development Environment)」を開発したと発表した。
今回の開発により多様な応用サービスを提供できる知能型ロボットの開発に弾みがつくものとみられる。
従来の知能型ロボットの開発方式ではロボット内に存在するプログラムやソースコード、重要なアルゴリズムなどがモジュール化されておらず、互いに無秩序に開発されるため他の知能型ロボット応用サービス開発に使用できないという問題点があった。また他の企業が作ったアルゴリズムやソースコードを再使用することはほとんど不可能だった。
さらにロボット用コンテンツの場合は絶えず変化する環境でも作動するよう試行錯誤を繰り返して完成するため開発に長い時間がかかっていた。
今回ETRIが開発した「eROSE」技術は標準化された形態の構造でロボットソフトウェアモジュールをより簡単に開発、維持保守できるよう「ロボット用コンポーネント実行エンジン」をも提供する。
「ロボット用コンポーネント実行エンジン」は今後、他のロボットを開発する際の時間を短縮することが可能で、他社のロボットコンポーネントも容易に再使用できる。いわばレゴブロックを組み立てるように組み立てて多様な応用サービスを製作できるようにするもの。
また作成されたコンテンツを組み合わせたり新たなコンテンツを手軽に作成できるようにスクリプト言語とこれを解析して実行する「ロボット用コンテンツ実行エンジン」を提供することでコンテンツの再活用をも可能にした。
「ロボット用コンテンツ実行エンジン」は従来のロボットでは別々に動作していたフラッシュやMP3といった既存のマルチメディアコンテンツをロボットの動作と自然な形で連動できるようにする方法も提供する。
ETRI知能ロボット制御研究チームのキム・ソンフンチーム長は「今回開発されたシステムはオープンソースの形で公開して知能型ロボット分野の重複投資を防止し、ロボットメーカーに技術移転して教育用ロボットなどロボット応用サービスの底辺拡大に役立てたい」と話している。
itom@hellodd.com
[2008-12-12]
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