ETRI、癌マーカーを検出する電気的疾病因子感知法を開発
 家庭で数滴の血液で癌などの予備診断可能

 | 家庭で血液2~3滴を採取すれば20~30分以内に癌の診断が可能になる見通し。大徳の研究チームが4年にわたる研究の末、開発に成功した。
大徳所在のETRI(韓国電子通信研究院、院長キム・フンナム)は血液や唾液などの体液中の各主成分をもとに肝臓癌、前立腺癌、大腸癌をはじめとする各種疾病の進行状態に関する情報を把握できる「半導体バイオセンサーチップリーダー」を開発したと3月17日に発表した。
「半導体バイオセンサーチップ」を利用すれば診断検査室を備えていない1次診療機関や保健所、シルバータウン、一般家庭などで簡単に血液をもとに検査が可能になり、今後U-ヘルスサービス用診断機器として活用されることになる見込み。
今回開発された半導体バイオセンサーチップリーダーは疾病因子感知のための時間が短く、半導体の量産工程を利用することができるため低コスト大量生産が可能。また数ナノメートルの単一チップに複数のセンサーを集積、同時に多能な疾病因子の検査ができる。携帯可能な疾病感知センサーだけでなく超高速疾病感知、高感度疾病診断に活用できる。
研究チームはさらに携帯電話やPDAなどに関連機器を内蔵、患者の疾病の状態を測定する技術を開発中。今回の技術開発の過程で国際および韓国国内特許52件を出願、登録し、核心素子、工程、機器などの核心技術を韓国国内のバイオ企業に技術移転する計画。また今回の研究結果は『Biosensors and Bioelectronics』誌に3月15日付けで掲載された。
ETRIバイオセンサー研究チームのソン・ゴンヨンチーム長は「人間の血清内の癌マーカーを感知する核心技術である『電気的疾病因子感知法』の開発により米国との次世代バイオセンサー技術の競争において韓国が一歩先んじたことになる」と話している。
盆唐ソウル大学病院診断検査学科のソン・ジョンハン学科長は「この技術は少量の血液で簡単に患者を選別して治療効果を判定する検査に活用できよう。癌だけでなくタンパク質が疾病の診断と治療に重要な役割をする各種疾患への活用も期待される」と話している。
研究チームによるとバイオチップの世界市場規模は2008年に約2094百万ドル、年平均成長率は約25.5%程度という。
 | ▲ 開発にあたった研究チームの面々 ⓒ2010 HelloDD.com |
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[2010-03-18]
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